漢方内科

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浦安高柳病院で『漢方内科』が始まりました

漢方は約2千年前の中国で発達し今日まで伝えられている伝承医学です。身近にある植物・動物・鉱物などの材料(生薬)を使います。いろいろな症状に対して、数種類の生薬を組み合わせて症状を改善します。

西洋医学の薬は熱や痛みなどの症状がある場合に、何か原因があると考えて原因を追求します。ウイルスや細菌が原因だったら抗ウイルス薬や抗生剤が使われます。一つの原因に一つの成分で的を絞った治療です。ところが、原因が見つからない症状や病気が多くあります。例えば、冷え症・更年期障害・疲れやすいなどがあります。これらの原因がはっきりしない体の不調や症状は漢方が向いています。漢方薬は患者さんの症状や体全体をみてバランスを整えていく医学です。

さらに漢方のおもしろいところは、予防的にも使えること。漢方の中でもよく知られている「葛根湯」は、風邪のウイルスがいない時には鎮痛作用で肩や首のこり、頭痛を治します。そしてウイルスが入ってきたら、即時に発汗作用を発揮して風邪のひき始めのぞくぞくする寒気などの症状に対処します。複合生薬・複合成分のため様々に作用して効果を出します。

では、どうして2千年前にできた漢方医学が現在も使えるのでしょうか?それは漢方医学ではカラダの症状(生体防御反応)に応じて薬剤を使い分けているからです。くしゃみや鼻水がある場合、西洋医学は原因を追求してウイルスなのか花粉のアレルギーなのかで薬剤が異なります。しかし、漢方医学はウィルスでも花粉でも原因物質が違っても、くしゃみや鼻水など同じ生体防御反応であれば同じ薬で対処します。この生体防御反応は2千年前もそして2千年後も人間が地上で生活している限り変わらないからです。

21世紀の医学は伝統医学の漢方薬と現代の医学の薬剤を病気や症状に合せてうまく組み合わせることが大切であると考えます。あるときは漢方薬を優先、あるいは漢方薬と西洋薬を併用、またある時は西洋薬を優先するといたった幅広い観点から治療をしていきます。気になる症状がある方、辛い症状が長引いている方、原因がわからなく困っている方、「そう、漢方があります!」漢方薬は保険診療が適用されます。ぜひご相談ください。

漢方内科の診療時間

火・水 午前9時~12時